2014年1月16日木曜日

海難事故、おおすみ

残念な事故だ…なぜライフジャケットをつけなかった…


おおすみ、の衝突事故報道と、それに対するネットコメントを見ていて思うのだが、
人々はマスコミに対する期待が過剰ではなかろうか。

TVで出てくるのが、素人目にみてもおかしい船の縮尺の図だったり、
おおすみ、の旋回性能が異常な予想航路図が出ていたりするが、
それも仕方ないのではあるまいか。

ノーベル賞直後の報道を見ればわかるが、時間制限がある中では、
なかなか正確な報道というのは、できていない。

(1)被害者かわいそう…は、そりゃ確実な真実だ。
で、そういう、わかりやすい報道に流れるのは道理である気がする。
(2)自衛隊とか、政府だったら、叩いても文句が出ない。

ネットの意見としては、非常にマスコミは反日的であるから、
っというのが、主な流れな気がする。

僕は違うと思う。

上記2つの理由によって、ポリシーにかかわらず政権たたきに
報道が流されてしまっているんだ。

マスコミだって、正確な情報があれば、それを流したいに違いない。
でも、限られた人数しかいない会社のなかで、正確な情報に到達するのは難しい。
単純にその能力は無い。

そりゃそうだ、だって人だもの。社員の数に限りがある、
しかも大きい会社だもの。動きは鈍い。

ネットであれば、マニアがいる。おおすみ、に関しても、航路に関する情報に
アクセスしてコメントしているひとがいたが、そこまでの各分野の情報強者が
マスコミに都合よくいるはずがない。
いたとしても、巨大組織であるマスコミにおおいて、そのマニアてき意見を
反映する機動力などあろうはずがない。


(補) 時間をある程度もったときのマスコミの報道は
比較的正確であると思う。多くの専門家の意見を聞きながら
過去の関連事象を調べながら、情報をあつめ、
しかも、その結論をわかりやすくTV番組として表現する力は
かなり大きいと思う。





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