2014年1月27日月曜日
PADIがテクニカルダイビング
PADIがテクニカルダイビングを始めるようです。
テックの、講習とか、器材販売への道筋とか、
テクニカルという新しい魅力の提供でしょう。
PADI:テクニカル・ダイビングに挑戦!
http://www.padi.co.jp/visitors/program/tc_index.asp
それに対する否定的な記事もあります。
日本のテクニカルダイビングは終わった
http://oceana.ne.jp/column/46748
テクニカルダイビングで儲けて何が悪い?
http://oceana.ne.jp/column/47116
この否定的な…と紹介した記事は、そのPADIのテクニカルダイビング参入を
とりまく状況がとても良くわかる記事です。
僕はPADIがテクニカルダイビングに参入するのは、
よいことだと思う。
さて、テクニカルダイビング。
40mよりも深い場所に行く。洞窟にいく。
沈船の中に入っていく。減圧上等。
などなど、普通のスクーバとはまったく違う世界であると感じています。
超危険、費用も高い。リスク、お金、時間、すべてが相当な覚悟がいります。
なにかあったら、死にます。
でも、ダイビングって、もともとそうだったのではないかと思うわけです。
もともと、ダイビングって危険で、そんなことを遊びにするのには、
先人たちが、その超危険と、費用と、時間を払ってでさえ、
切り開いてきて、そして進化して、器材も、減圧プログラムも、
設備も、テクニックも進化して、軍人でなくても、レジャーとして
たのしめる日が来たんだと思う。
これから、これからテクニカルダイビングが進化して
器材が進化して、安く、気軽に、そして安全に50m,60mの世界が
楽しめる時がいつか来るのではないかと思う。
そうやって、多くの人に、危険だ、危ない、高い、と言われながら
それでも、そのリスクを背負った人達の献身によって
ダイビングは進化してきたんだと思う。
テクニカルダイビングが危ない、素人が入ってくるな、
っという人は、今、現状のダイビングが、未来永劫、
レジャーダイビングの基準となる、っといっているのと、同じだとおもう。
タンクの容量が劇的に向上して、10倍になったらどうか。
極微量の血液採取から、厳密な減圧時間を出せるダイコンがでたらどうか?
まったくと言っていいほど体温の奪われないスーツができたら、どうか。
そんなことはありえないかもしれないけど、
ダイバーはすごく努力をしているし、勤勉な努力の先には、
上でいったことの1割くらいは、僕が生きているうちに実現すると思う。
PADIがテクニカルダイビングに参入することはいいことだと思う。
適切で、多くの人が幸せになれる、そんなビジネスになればいい。
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