2014年2月18日火曜日

バリ島、残り二人不明・・・

かってに僕なりに
予想になるけど、原因その他を考察してみようと思う。
すべてが、推論に基づく。

・天候不良
雨はあまり関係ない。一番は潮の流れと、波だ。

【潮】ガイドはふたりとも、バリの海での経験が豊富だったようだ。
その、経験があっても、予想以上にながされてしまった。
そういうことだとおもう。
どこを流れているか、わからなくなるようなダイビングだったんだろうか?
そういうドリフトもある。だけど、そういうときは
「こりゃ、どこまでながされるかわかったもんじゃないぞ」
ということで、たとえば20分でフロートをあげる、とか、そういう判断はできても
よかったかもしれない。

【悪天候と波】
船長は、泡で出てくる場所を…っというけど、それは通常おこなわれることだ。
雨で見えなかったかもしれないけど、それも普通だ。
多分(てか、絶対)ガイドはそれ以前(か後に)シグナルフロートを打ち上げる。
だけど、潮がはやく、遠くにながされ、なおかつ波の高さがあったので、
泡うんぬんじゃなくて、そもそもフロートがみえなくなったのだろう。
波が高い時、意外と船からフロートが見えない時がある。
波が壁になっちゃう、そんなときは、ある。
それに悪天候がかさなった。
対応しようとするならば、もっと長いフロート(あることは、ある)か、
フラッグを携行するかだ。

・無線
確かにダイビング用の無線はある。
バリはどうだか知らないけど、日本では法律の関係上
携行には資格が必要であまり現実的でない。少々これは残念。

・GPSはもっていけないのか?

たしかに…ただ、GPSであっても、
ダイビングに携行するということになるとただの防水でなく、
-50メートル防水程度の性能が必要になる。
しかの使用できるのは、水面だけである。
(水中では電波が弱くなってとどかない)
おおくのダイビングガイドはポイントへアクセスするために
GPSを実際にもっている。でもたしかに、それをもって潜ってる
ってはなしは、聞いたことがない。

・全員女性
僕的には、これは大きかったのではないかと思う
女性のほうが皮下脂肪が多くて、体温の保持に有効だったのでは?
バリは南国で水温も高い…っとはいえ30度である。
1時間ダイビングしても、全然寒くないとは思うが、
さすがに何時間もながされたら、体温はガンガン取られる。
しかも体力の消耗を抑えなきゃいけないから、動けない。
食料も無い。夜は来る…っと、とにかく、熱はどんどん奪われる。

・幸運
島に流れ着いたのは、本当に幸運だった。

・あと二人の生還を信じて

>海軍などによると、17日に5人を救出後、
>救助隊が日没で捜索を打ち切って引き揚げる際に、
>ペニダ島にある洞窟からフラッシュライトの光が点滅しているのに気づいた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140218-00000014-asahi-int

多くのダイビングライトには、点滅機能が付いている。
そして、ダイビングライトというのは、通常一時間程度しか連続点灯できない。
つまり行方不明になって、3日がたって、点滅しているということは、
確実に意思をもって、ライトをコントロールしている人間が生きているということだ。
救助されたのがイントラ+4人。
漂流したのがイントラ+1人。
おそらく、ついてこれなくなった一人に、イントラがついていったんだろう。
生きてると…いいな。自らあがって、洞窟だったら…きっと奇跡もおきるはず。












0 件のコメント:

コメントを投稿