2014年2月25日火曜日

ドリフトで流される、のは典型的

バリ島の事故はすでにまとめまで幾つかできあがるほどに、
収束しつつ有ります。

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【最新情報】バリ島にて日本人女性7人がダイビング中に行方不明【バリ島の危険性も解説】
http://matome.naver.jp/odai/2139247895659397101

【バリ島日本人女性ダイバー発見】スキューバダイビング事故の恐怖 中高年に事故は多いらしい
http://matome.naver.jp/odai/2139256720507143401
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7人のうち、5人が生還、1人が遺体で発見、1人が行方不明のまま。
とても悲しい事故になってしまいました。

結果は深刻で、悲しいものです。

ただ、ドリフトで流される…、それは事故としては典型的です。
なんども繰り返えされている事故です。
自動車の右直事故のようなもの。
無くならない。

ただ、ありきたりでないことも起こりました。

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オーシャナ編集長
寺山英樹氏
http://oceana.ne.jp/accident/47806
>皆さんに募った捜索協力金は本日19日朝の時点で600万円を超えました。
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寺山氏は自身が編集長をつとめるサイトから
捜索の為のヘリコプターを飛ばすための募金をあつめることを開始。

事故直後にヘリコプター(二時間で4400ドル)を飛ばすためだ。
結果として、発見までに複数回のヘリコプター捜索につなげたと思われる。

実際に行動がともなっているという点で、非常にすばらしい。
ダイバーシップとでもいうのだろうか。すばらしい行動だった。

ダイビングとは?人数とは?ドリフトは?

一般的な項目に対して専門的メディアとして適切に答えをWebに出していた。
これは案外と勇気の必要なことだったとおもう。

また、バリの捜索の当事者もブログがアップされて
現場の状況が伝えられたのも、現代ならでは、と感じた。
(ブログも、捜索活動を連続して、体力的に限界を迎えたなかでかかれていた気がする)

それ以外は、ノンダイバーらしき人の書いた、通常のニュースがメインだった。

一方で残念だったのは、その他ダイバーのブログだった気分がする。
結構重要で力があるひとのブログでも、なんかあまり、書かない。

プロとして、同業者として、書けば影響力も大きいし、
間違いも目立つ。書いて、トクもない。
そりゃ、書かないのが得策だ。
半年、一年が経過した後で、事件の詳細、情報が出尽くしたところで、
ゆっくりとブログでも書けば、良い記事がかけることは、間違いから、
それは当然、そうなる。
あと、情報が錯綜しているタイミングで結果論としても誤った記事を
書くと、負の影響力が大きい。
だから…事故が起きているときに、記事を書かない、
っというのが、なんか正しくて、理性的な気がするのだろう。
実に保守的。すばらしい。


ドリフトで流される。それは典型的。
それに口を閉ざしたプロがいた。これも典型的。
ネットで募金活動が出て、ヘリが飛んだ。ほんとうにすばらしかった。

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